(104)知里幸恵さんのこと

2008/10/17 23:33作成分
恥ずかしながら、初めて知里幸恵なる人を知った。そして、個人について、かって感じたことのない感動というのか、心が震えるような感激と衝動をこの方に感じた。
僅か19歳でこの世を去った。生きておられたら来年100歳。100歳を超えた人も今は沢山おられるが、この方はあまりにも早い。夭折とでもいうのか。しかし、僅か20年足らずの短い人生のなかで、この方はすごい仕事をされ、足跡を残された。長生きしたから良いということでもない。19歳でもこの人は力を出し切って生きた。そして、今の時代からすると、とてもそんな若さでこれだけのことが書けるかと、それも本当に私にすれば驚愕である。大変優秀な人であろうが、それはこの人の魂のなせる技という気がする。当時の滅び行くかの様相のなかのアイヌ民族に対するこの上もない愛着やいとおしさ、誇りがある。そして、魂の美しさから来る豊かな詩情がある。
書き終えて亡くなられたという「アイヌ神謡集」その序以外、まだ、殆ど読んでいないのであるが、この序は宝石のように輝いている。今年6月の国会においてアイヌ先住民決議の採択がなされた。傍聴席のアイヌの方が涙しておられたが、このことは、本当に喜ばしいことである.

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